【感動】ちょっとジーンと来た話
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とある一家のお話です。
そこには2人の兄弟がいました。
兄弟ともにおじいちゃん子で、おじいちゃんによく懐いていました。
両親が共働きだったため、小さい頃はよくおじいちゃんに遊んでもらいました。
兄は真面目で勉強も出来たため、両親としても手がかからなかったんですけど、
弟はまさしく悪ガキといった感じでよく両親に怒られて、泣いていました。
そんなときはいつもおじいちゃんが慰めてくれました。
それから月日が経ち、兄は医学部に入学しました。 両親もさぞ喜んだことでしょう。
しかしその頃弟は学校にもいかず喧嘩や悪さばかりしていました。
両親も手がつけられなくなり、ほったらかしにしていましたが、おじいちゃんは違いました。
よくやった、おまえはやればできる子なんだから次はこうしてみたらどうだ?
おじいちゃんは絶対に弟の事を否定しませんでした。
弟が高校生のとある年、おじいちゃんが倒れました。
脳梗塞でした。
奇跡的に一命は取り留めたものの、歩くのやっとなくらい弱ってしまいました。
弟はおじいちゃんをなんとかして、元気にしたいと思いたち、お兄ちゃんに勉強を教わりやっとの思いで看護師になりました。
弟は看護師になって数年、もっと色んな経験がしたいとゆう思いで上京しました。
その頃兄も地方の勤務医になり、お互い実家に帰るのも数年に一度くらいになりました。
たまに帰ったときもおじいちゃんは
今度遊びに行くからな!
と歓迎してくれたのを覚えています。
上京してから数年たったある日、弟に電話がかかってきました。
おじいが倒れた!!
実家に帰った頃にはおじいちゃんは亡くなっていました。
その日は朝ご飯も食べていて、お昼頃寝ている最中に急に叫びだして、あわてて祖母が駆け寄った時には、遅かったみたいです。
久しぶりに実家に全員が揃ったとき、ふと両親が 昨日おじいちゃんが急に
「兄の名前、弟の名前」帰って来てたのか!!
と喋っていたと話してくれました。
母がやだなぁおじいちゃん!帰ってないよ!
と言ったら残念そうに
そうかぁ
と呟いたと聞きました。
何かの前兆だったのかもしれませんね!
遺品を整理してた頃
おじいちゃんの日記が出てきました。
苦しい、早く死にたい でも「兄の名前と弟の名前」の結婚式を見るまでは頑張るぞ
そう書いてありました。
おじいちゃんが亡くなった次の月に兄は結婚式を挙げました。
あともう少しだったのになー
と兄は泣いていました。
おじいちゃん色々迷惑かけたけど、弟も今年結婚します。
どうか見守っててください。
みなさんどうでしたか?
感動系の2ちゃんねるとか好きでよく見るんですけど自分の周りでこういった話を聞ける機会があったので 書かせてもらいました。
文章が下手で読みづらくなってるのはすいません。
ちょっとでも感動してくれたら嬉しいです!